本番に向け、はやしのけいこに励む児童ら=御座町公民館

本番に向け、はやしのけいこに励む児童ら=御座町公民館

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祇園祭へ囃子の仕上げ 13・14日、氷見・御座町

北日本新聞(2016年7月12日)

 13、14日に氷見市中心部で行われる「祇園祭(ぎおんまつり)」に向け、御座町(ござまち)町内会(三ノ宮効一会長)の児童が11日、地元の公民館で、曳山(ひきやま)で演奏するはやしのけいこに励んだ。伝統芸能の継承を目的に昨年から取り組んでおり、最後の練習に臨んだ子どもたちは本番を心待ちにした。

 祇園祭では5町の曳山が市中心部を練り歩くが、担い手不足などではやしを生演奏しているのは御座町だけとなっている。

 同町内会では、技術の継承や三世代交流を目的に、昨年から地元の朝日丘小学校の児童が参加。太鼓は前比路史さん(71)、三味線は深原睦人さん(69)、横笛は泉渉さん(65)が指導する。

 昨年の祭り以降は月1回けいこを行い、今月に入ってから毎日公民館に集まっている。はやしは8曲あるうち、「戻り山」を演奏できるようになった。児童6人が14日の本祭りに参加する。6年生の田近莉奈さんと久津呂奈々さんは「去年できなかったこともできるようになった。祇園祭を盛り上げ、御座町をPRしたい」と笑顔を見せた。

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