公開制作でシカの頭骨を使った飾りを作る有賀さん(右から2人目)ら。左奥が山車の本体

公開制作でシカの頭骨を使った飾りを作る有賀さん(右から2人目)ら。左奥が山車の本体

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「雷電まつり」楽しさ多彩に 東御で8月6日初開催

信濃毎日新聞(2016年7月27日)

 「東御市民まつり」から改称して初となる「雷電まつり」が8月6日、東御市の田中商店街を会場に開かれる。旧大石村(東御市滋野乙)出身の名力士、雷電為右衛門(ためえもん)(1767〜1825年)の等身大パネルを作ったり、踊りの飛び入り連が引く山車を新たに作ったりと、衣替えした夏祭りを盛り上げるため市民らがあの手この手で話題作りに取り組んでいる。

 市商工会青年部は会場内の空き店舗に、まつりの象徴として、雷電の姿を描いた錦絵の原画を身長と同じ高さ197センチに引き伸ばしてプリントしたパネルを設置する。化粧まわしの写真や、通算成績254勝10敗、勝率9割6分2厘と伝わる戦歴などを紹介する資料も展示する。

 青年部のメンバーが雷電になりきって来場者と腕相撲をするコーナーなど、子どもが楽しめる各種ゲームも用意。青年部長の山岸智之さん(37)は「雷電は地元の人も知っているようであまり知らない。まつりを改称したこの機にもっと学びたい」と話す。

 市地域おこし協力隊は、当日の夕方から夜にかけて商店街を練り歩く踊り連のうち、当日参加の飛び入り連用に新しい山車を作った。昨年までは台車に段ボール箱を載せた簡素なものだったため、目立つよう新調。協力隊員で東京芸術大元助手の有賀慎吾さん(32)と同芸大大学院修了の森健太郎さん(28)の2人がデザインした。

 23日には市商工会事務所近くで公開制作イベントを開いた。木材で組んだ本体や屋根を赤茶色に塗り、屋根飾りのシカの頭骨は金色に。親子連れも、屋根からつるす人形や動物などの形をした飾りを紙粘土で十数個作った。有賀さんは「市民みんなで作った山車でまつりを盛り上げたい」と本番を楽しみにしている。

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