城下町から出土した多彩な産地の陶磁器=福井県越前町小曽原の県陶芸館

城下町から出土した多彩な産地の陶磁器=福井県越前町小曽原の県陶芸館

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福井城下の陶磁器一堂 県陶芸館で特別展

福井新聞(2016年7月28日)

 江戸時代に福井城下で使われていた陶磁器を紹介する夏季特別展(福井新聞社後援)が、越前町小曽原の県陶芸館で開かれている。国内外の産地で作られた多種多様な器が並び、当時の生活を垣間見ることができる。8月15日まで。
 福井城は江戸時代初頭、結城秀康により現在の県庁所在地に開城。城下町はその周辺に置かれ、最盛期には2万人を超える人々が生活していた。今回の特別展では、県埋蔵文化財調査センターが福井市中心部で発掘調査した出土品を紹介している。
 出土状態の良い89点を、生産地ごとに展示。ごみ穴跡の出土品は伊万里や唐津、ベトナムなどさまざま。また、信楽や瀬戸、美濃などの品々があり、当時の生活に多彩な陶磁器が密接に結びついていたことが分かる。お膝元の越前焼では、主力品だったつぼやかめに加え、あまり作られなかった茶道具の「建水」を並べた。
 31日午後1時半から、記念講演会を開く。県立歴史博物館の河村健史主任学芸員が、福井城出土の茶陶について話す。無料。問い合わせ、申し込みは県陶芸館=電話0778(32)2174。

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