福井市のハピリンの屋根付き広場ハピテラスに平日設置されている「子ども広場」のスペースが夏休みに合わせて1日、広げられ、新設された木製迷路やカブトムシ観察コーナーで子どもたちが歓声を上げた。4日まで。入場無料。
子ども広場は市の第三セクターまちづくり福井が、親子でまちなかに足を運ぶ機会を増やしてもらおうと、6月からイベントのない平日に開設している。通常は約40平方メートルに幼児向けのブロックなどを置いているが、期間中は約100平方メートルに拡張。迷路やカブトムシコーナー、押し相撲やケンパ遊びができるシートを設けて小学生でも楽しめるようにした。
赤や黄色に彩られた迷路では、子どもたちがゴールを目指して奮闘。カブトムシは期間中、午前10時と午後2時に直接触れる。兄弟で訪れた東十郷小5年の吉田奏一君と同4年の成汰君は「山にいるカブトムシをまちで触れてラッキー」。父親の直史さん(37)は「買い物だけだと子どもは退屈してしまうので、こういうスペースは助かる」と話していた。
利用時間は2、3日は午前9時から午後6時。4日は午前9時から午後3時。