「ポケモンGO」のプレー画面と割引サービスを知らせる掲示=三条市庭月の「道の駅 漢学の里しただ」

「ポケモンGO」のプレー画面と割引サービスを知らせる掲示=三条市庭月の「道の駅 漢学の里しただ」

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燕・三条の観光施設 ポケモンGOで集客図る 商品割引やツイッター案内

新潟日報(2016年8月5日)

 県央地域の観光施設では、全国的にブームとなっているスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」を集客につなげる動きが出ている。三条市の「道の駅 漢学の里しただ」が、ポケモンにちなんだ割引サービスを開始。燕市産業史料館は公式ツイッターでアピールを始めた。関係者は「ゲームがきっかけで訪れた人に、関心を持ってほしい」と期待している。

 ポケモンGOは衛星利用測位システム(GPS)を活用し、指定した場所で架空の生き物「ポケモン」を捕らえて集めるゲームだ。

 「道の駅 漢学の里しただ」周辺には、ゲームで使うアイテムを入手できる「ポケストップ」と呼ばれる地点が複数ある。店員によると、先月22日の国内配信の開始以降、ポケモン目当てとみられる若者の姿が目立つという。

 道の駅を運営する「下田郷開発」は、店の利用につなげようとサービスを企画。道の駅内の直売所「彩遊記」レジで、下田地区で撮影したポケモンの写真を見せると、31日まで、ソフトクリーム50円引きなどの中から一つサービスを受けられる。

 「彩遊記」の中野貴史店長は「ポケモンGOは公共の場所でのマナーや安全性が指摘されがちだが、良い面を活用したい」と話す。

 ポケストップがある燕市産業史料館は、公式ツイッターで「当館はポケモンGOのナンカですよ!」とPRしている。普段の客層は中高年が中心。ポケモンを目当てに来た若者が実際に入館するケースはまだ少ないが、同館は「普段の客層とは違う若者が足を運ぶきっかけになれば」と期待する。

 昼夜を問わずスマホを片手に散策する若者が目立つ加茂山公園(加茂市)を管理する市都市計画課は「『ながらスマホ』による事故には気を付けてほしい」と強調した。

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