稲穂が頭を垂れ、秋の気配が深まる集落でライトアップされた合掌造り家屋=南砺市相倉

稲穂が頭を垂れ、秋の気配が深まる集落でライトアップされた合掌造り家屋=南砺市相倉

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五箇山で合掌家屋ライトアップ 南砺市相倉

北日本新聞(2016年9月15日)

 15日から始まる南砺市平地域の世界文化遺産・相倉合掌造り集落の「稲穂ハサ掛けライトアップ」の試験点灯が14日行われ、稲穂が黄金色に実った田と合掌屋根が幻想的に浮かび上がった。

 合掌家屋21棟と集落の棚田を計28基のライトで照らした。17日に県内外の棚田オーナーが稲刈りを行った後は、はさ掛けされた稲穂も照らし出される。田の周辺にはコスモスが咲き始めている。

 ライトアップは19日までの5日間で、午後5時半ごろから同9時まで。16~18日は午後7時半から特設舞台で五箇山民謡ライブがある。16日は小谷麦屋節保存会、17日は越中五箇山麦屋節保存会、18日は越中五箇山こきりこ唄保存会が出演する。

 問い合わせは同集落保存財団、電話0763(66)2123。

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