城端むぎや祭でライブ民謡を披露する小原さん(前列右)ら若手有志

城端むぎや祭でライブ民謡を披露する小原さん(前列右)ら若手有志

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街角で民謡ライブ 17、18日城端むぎや祭

北日本新聞(2016年9月17日)

■地域内外の若手有志 イベントの空き時間上演 

 17、18日に南砺市城端地域中心部で開かれる城端むぎや祭で、同地域内外の若手有志が時間や場所を問わず臨機応変に民謡ライブを披露する。イベントの空き時間を中心に街角で上演して観光客をもてなすとともに、会場のにぎわいづくりにつなげる。

 参加するのは30~40代が中心で、城端地域在住の歌手・林道美有紀さん、城端蒔絵(まきえ)16世・小原好喬(よしとも)さん、小原さんの弟の雄次さん、山根美幸さん、中川一葉さん、松平純子さんと、高岡市のギター奏者・小泉こうのすけさんら。

 街角でのライブ民謡は観光客を退屈させず、祭の活性化にもつなげようと4年前から行っている。今年も17日の「じゃんとこいむぎや」の審査が行われる時間帯や、暇を持て余していそうな観光客を見つけた際などに唄や踊りを披露する。

 輪踊りも行い観光客に参加を呼び掛けることで、見るだけでなく参加する楽しさも感じてもらう。市観光協会が企画するツアー参加者の前でも上演する。

 小原さんは「祭の伝統を守ることも大切だが、新たな取り組みを創造することも重要。自分たちの活動が、さらに別のグループの新規企画につながっていけば祭はもっと盛り上がる」と話している。

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