県営ダムの写真や特徴を掲載した「ダムカード」

県営ダムの写真や特徴を掲載した「ダムカード」

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人気の「ダムカード」 県営の17カ所出そろう

信濃毎日新聞(2016年9月20日)

 県営ダムの写真や特徴を掲載した「ダムカード」が人気を集めている。県は今夏、新たに12カ所のダムカードを作り、県営ダム17カ所のカードが出そろった。県河川課によると、この夏に各地の県営ダムで開いた見学会の参加者は延べ1449人に上り、前年(延べ964人)の約1・5倍。同課の担当者は「ダムカード目当ての参加者もいた」と話している。

 ダムカードは縦6センチ、横9センチほど。表面にダムの写真が載っており、裏面には型式や規模といった情報のほか、ダムがある市町村の説明やダムの特徴を紹介する「こだわり技術」が記されている。職員が常駐しているダムは現地で、それ以外のダムは、管轄の県建設事務所や道の駅、観光施設といった場所で配っている。

 ダムカードは2007年度に国土交通省などがダム見学者らに配布を始めた。県は14年7月に裾花ダム(長野市)のダムカードを初めて作った。今年6月末までに1万枚近くを配ったという。

 県河川課によると、「意外と大人に人気」という。担当者は「ダムの機能や効果を知ってもらい、日常生活に密接に関わっていると感じてほしい」としている。

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