砺波地方の伝統家屋について聞く台湾のメディア関係者ら

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台湾の観光客呼び込め 砺波市・メディア関係者招く

北日本新聞(2016年10月7日)

 砺波市は台湾からの誘客を促そうと、6日、台湾のメディア関係者を招いた。となみ散居村ミュージアムなどを巡り、市内の魅力をアピールした。

 フリーペーパーの記者や有名ブロガー計3人を招聘(しょうへい)して砺波市の情報を発信してもらうことで、誘客と認知度向上を図る。

 となみ散居村ミュージアムでは大正~昭和初期の散村農家を復元した「伝統館」や、伝統家屋「アズマダチ」を生かして2世帯・3世代同居を提案する「交流館」などを見学した。市職員が建物の構造などを説明した。参加者は「砺波市はチューリップが有名だが、他にも魅力的なものが多いと分かった」と話していた。出町子供歌舞伎曳山会館なども訪れた。

 一行は9日まで、となみチューリップ球根まつりが開かれるチューリップ四季彩館や庄川遊覧船なども訪問する。

 市によると、市内を訪れる台湾人観光客は増えてきており、年間7~8千人を見込む。

■学校関係者には民泊をアピール
 国と地方が連携し外国人観光客を呼び込む「ビジット・ジャパン地方連携事業」の一環で来日している台湾の学校関係者が6日、高岡市の高岡商業高校を訪れ、日本の教育環境に理解を深めた。

 北陸信越運輸局と富山、新潟両県が実施。台湾から日本への修学旅行が増える中、農業や伝統工芸体験、民泊、学校訪問などを組み込んだ旅行を2県に誘致しようと、台湾の高級中学の校長ら8人を迎えた。

 4日に来日した一行は、新潟県内で農業や民泊を体験。この日は同校の設備や書道部の活動などを見学した。職員との懇談で強豪の同校野球部の話題になると、桃園市平鎮高級中学の謝錦雲(しぇじんゆん)校長は「ぜひ交流試合をしましょう」などと呼び掛けた。7日は立山黒部アルペンルートと富岩運河環水公園、富山市ガラス美術館を訪れる。8日は五箇山合掌造り集落で和紙作りを体験して、帰国する予定。

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