夜遅くまで万葉集を歌い継ぐ「万葉集全20巻朗唱の会」の参加者たち=高岡古城公園

夜遅くまで万葉集を歌い継ぐ「万葉集全20巻朗唱の会」の参加者たち=高岡古城公園

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3昼夜、4156首歌い継ぐ 高岡万葉まつり開幕

北日本新聞(2016年10月8日)

 高岡の秋の風物詩「高岡万葉まつり」が7日、高岡市で開幕し、万葉集全4516首を3昼夜かけて歌い上げる「万葉集全20巻朗唱の会」が国史跡・高岡古城公園の特設水上舞台で始まった。9日まで、県内外の2千人以上がリレー形式で歌い継ぐ。

 高岡は、奈良時代の万葉歌人、大伴家持が越中国守として赴任した万葉集ゆかりの地。まつりは万葉集に親しんでもらい、高岡の魅力を発信しようと、実行委員会が毎年開いている。

 開会式では、実行委会長の高橋正樹市長があいさつ。山本修県生活環境文化部長と久保雅寛金沢市都市政策局担当部長が祝辞を述べ、関係者でテープカットした。可西舞踊研究所、かたかご幼稚園・保育園、地元のコーラスグループなどによるアトラクションもあった。中西進高志(こし)の国(くに)文学館長をはじめ、歌人の佐佐木幸綱さんと小島ゆかりさん、バイオリニストの佐藤陽子さんらがオープニングで朗唱。地元園児や市民団体が、次々と歌を詠み上げた。夜は水上や園内の遊歩道などのランタンに明かりがともされ、秋の夜長を美しく演出した。

 会期中は同会場を中心に茶会や山野草展、飲食物の販売など多彩なイベントを実施。交流都市の観光PRコーナーも設ける。観光ボランティアと一緒に万葉集ゆかりの地を巡るツアーもある。

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