三つの町から大地主神社に勢ぞろいした青柏祭の「でか山」=5月4日、七尾市山王町

三つの町から大地主神社に勢ぞろいした青柏祭の「でか山」=5月4日、七尾市山王町

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青柏祭、無形文化遺産に 「山・鉾・屋台行事」、ユネスコ補助機関が登録勧告

北國新聞(2016年11月1日)

 文化庁に31日入った連絡によると、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の補助機関は、「青柏祭(せいはくさい)の曳山(ひきやま)行事」(七尾市)、「高岡御(み)車山祭(くるまやままつり)の御車山行事」(高岡市)など、18府県33件の祭りで構成する「山・鉾・屋台行事」を無形文化遺産に登録するよう勧告した。ユネスコが11月28日からエチオピアで開く政府間委員会で審査するが、勧告は尊重されるのが通例で、登録はほぼ確実になった。

 石川県内では、2009年に登録された「奥能登のあえのこと」に続く、2例目のユネスコ無形文化遺産となる見通しである。

33件にはそれぞれ保存団体があるが、ほかの地域には過疎や高齢化で継承が難しくなっている祭りもある。登録を機に意義が見直され、新たな担い手が生まれることが期待される。

 登録対象の行事は、地域の安泰や豊作などを願って住民が執り行う。木工や金工、漆塗り、染織といった伝統技術で飾った山車を引いて練り歩くのが特徴。多くは江戸時代が起源で、33件とも国の重要無形民俗文化財に指定されている。

 政府は「何世紀にもわたって維持され、地域の絆を強める役割を果たしている」と重要性を強調し、昨年3月に登録を申請していた。

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