立山黒部ジオパークの課題や世界の事例を説明する楊シニアオフィサー(右奥)=立山カルデラ砂防博物館

立山黒部ジオパークの課題や世界の事例を説明する楊シニアオフィサー(右奥)=立山カルデラ砂防博物館

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香港のジオパーク専門家が助言 立山黒部

北日本新聞(2016年11月28日)

 香港ユネスコ世界ジオパークの楊家明(ヨンカミン)シニアオフィサーが27日、立山町芦峅寺の立山カルデラ砂防博物館で開かれた立山黒部ジオパークとの情報交換会で講演し、2020年までの世界ジオパーク認定を目指す「立山黒部」について、現状での認定は難しいとし「ジオパークに来たと分かる表示の工夫が必要」と課題を挙げた。立山黒部の竹内章会長代行は来年4月に世界認定に向けて国内推薦の申請手続きを取る考えを示し、「今後各市町村と連携し、看板の整備などを進めたい」と話した。

 ジオパークは美しい景観や貴重な地形を備えた自然公園。県東部9市町村にまたがる立山黒部は14年に日本ジオパークに認定され、国連教育科学文化機関(ユネスコ)による世界ジオパーク認定を目指している。

 香港は11年に既に世界ジオパークに認定されており、楊シニアオフィサーは世界中の関係者とつながりが深い。

 この日は立山黒部アルペンルートなどを視察した後、同博物館で関係者約30人の前で講演した。地元住民がその土地の料理を旅行者に振る舞うなど香港での取り組みを写真とともに紹介し、「ジオパークは一般の人に開かれ、地元に便益をもたらすものであるべきだ」と強調。「本気で世界を目指すなら、認定に関わる世界の関係者に現地を視察してもらい、アドバイスを得るべき」と助言した。

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