「くりん豚」を生産する知久養豚の子豚

「くりん豚」を生産する知久養豚の子豚

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喬木の「くりん豚」じわり人気 ふるさと納税返礼...希望増加

信濃毎日新聞(2016年12月9日)

 喬木村が、応援したい自治体に寄付すると税が軽減される「ふるさと納税」の返礼品で扱っている同村のブランド豚「くりん豚(くりんとん)」の人気がじわりと増している。11月の米大統領選の際、新聞やテレビなどで紹介される機会が増えたためで、10月と比べて11月の寄付件数、寄付額は2倍以上になった。

 同村の知久養豚が生産するくりん豚は、村花のクリンソウが名称の由来。11月8日に投開票のあった米大統領選に出馬し、落選したヒラリー・クリントン氏と同じ発音で注目された。

 くりん豚の返礼品は1万円〜20万円以上の寄付に対し、ばらやロースを詰め合わせた8種類のセットがある。1万円の寄付だと、1・3〜1・5キロほどの詰め合わせが届く。村企画財政課によると、くりん豚を返礼品として希望した寄付件数と寄付額は10月は56件、68万円だったが、11月は125件、144万円と2倍以上に。前年の11月分と比べても件数は約1・6倍、金額は約1・5倍になった。

 ただ、ふるさと納税の自治体間の競争激化などで、くりん豚も含めて同村の本年度の寄付額は大きく落ち込み、昨年度の合計8億1239万円に対し、11月末時点で1億6176万円余。村は寄付を、情報通信技術(ICT)を活用した教育整備の財源などに充てている。

 制度自体への批判があるふるさと納税だが、市瀬直史村長は「喬木の存在を知ってもらうきっかけにもなった」と説明。くりん豚についても「村のブランド豚として定着してくれればいい」と話している。

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