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外国客、過半数が2泊以下 松本市、初の本格的な観光動向調査

信濃毎日新聞(2017年1月24日)

 松本市は23日、市内を訪れた外国人に旅行日程や目的地などを聞いた初の本格的な「外国人観光動向調査」の結果をまとめた。市内での宿泊日数は、1泊が32%で最も多く、2泊が21%で続き、短期の滞在が半数を超えた。別の観光地での滞在に合わせた立ち寄り(日帰り)も4%で、いかに松本での長期滞在につなげられるかが課題として浮かんだ。市は調査結果を分析し、今後のインバウンド(海外誘客)戦略に生かす。

 調査は昨年9月24日〜12月2日、国宝松本城と市内の宿泊施設12カ所で実施。市職員や通訳ボランティアらが調査票を配るなどして、560人から回答を得た。個人旅行が多いため動向をつかみづらい欧米やオーストラリアの人を中心に聞いた。

 回答者は41の国・地域から来ており、オーストラリアが16%、英国が11%、米国とフランスがともに7%、台湾と香港、オランダが6%だった。宿泊日数は3泊が12%、4泊が3%、5泊以上は2%。1人が「7〜13泊」と答え、「14〜30泊」との回答も4人いた。3泊以上の人は、松本城などがある市東部だけでなく市西部の上高地などにも足を運ぶ傾向があった。

 松本以外の訪問先(複数回答)は東京73%、京都60%、岐阜県高山34%、金沢30%などで、東京―関西間の「ゴールデンルート」のほか、松本市が広域観光ルートづくりで連携する北陸・飛騨地方にも訪れていた。市観光温泉課は「行動範囲が広い外国人旅行客を満足させるためにも、広域連携をさらに進めたい」とした。

 松本滞在中に必要と感じた情報(複数回答)は、飲食店50%、交通手段39%、観光施設37%、無料公衆無線LANのWi―Fi(ワイファイ)35%などだった。

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