真田神社で境内の掃除や観光ガイドを担う「守人会」のメンバー

真田神社で境内の掃除や観光ガイドを担う「守人会」のメンバー

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真田神社、もっと知って 上田・真田町拠点にPR

信濃毎日新聞(2017年2月25日)

 上田市ゆかりの戦国大名・真田氏を祭る同市真田町長(おさ)の真田神社を守り、真田氏の歴史を伝えよう―と県内外の有志で発足した「守人(もりびと)会」が、同神社境内の環境美化や観光ガイドなどの活動を続けている。地元の戦没者遺族会が近くの忠魂碑と共に同神社を管理していたが、会員の高齢化で維持が難しくなったことなどから結成。守人会のメンバーは「昨年のNHK大河ドラマ『真田丸』で観光客が増えた真田神社の知名度をもっと上げたい」としている。

 真田神社は1888(明治21)年、同市真田町長の山家(やまが)神社裏手に建立された。真田幸隆、昌幸、信幸(信之)・信繁(幸村)兄弟を祭っており、1919(大正8)年に山家神社境内の現在地に移転した。50(昭和25)年に地元戦没者を合祀(ごうし)して以来、地元の遺族会が真田神社の管理を担ってきた。

 昨年は「真田丸」放送の影響で、真田氏の足跡をたどって真田神社を訪れる観光客が増加。真田氏が注目されるのに神社を荒廃させてはいけない―と、有志が簡単な観光ガイドをしたり、鍋料理を振る舞ったりし始め、県内外から集まった10人余が昨年9月に守人会を立ち上げた。

 約半年がたった現在、メンバーは真田神社の知名度を上げるため、イベントの案内や活動報告をツイッターに投稿。守人会がプロデュースした同神社グッズの販売も始めた。節分の今月3日には同神社で初めて豆まきを実施。「真田丸」の劇中で真田家の人々が演じた「雁金(かりがね)踊り」を披露して参拝客を楽しませた。

 19年には現在地に移転してから100年を迎える。同会はそれまでに、雁金踊りを同神社の名物としてアピールしていくほか、各種のイベントを計画している。同神社宮司の押森慎さん(33)は「有志の方が応援してくれるのは心強い。守人会がガイドをしてくれたおかげで神社のファンになった人もいる」。地元住民で守人会会長の舛山幸男さん(66)は「地元の人も観光客も多くの人が集まる場所にしたい」と話している。

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