射水市が新たに作った「カニふうせん」(手前左)と従来の観光PR用の紙風船(同右)。中央は会見用に作られた大きな風船

射水市が新たに作った「カニふうせん」(手前左)と従来の観光PR用の紙風船(同右)。中央は会見用に作られた大きな風船

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「カニふうせん」で新湊の味覚PR

北日本新聞(2017年2月25日)

 射水市は観光PRグッズとして「カニふうせん」と名付けた紙風船を作った。県や県漁連が「高志(こし)の紅(あか)ガニ」としてブランド化を進めているベニズワイガニを紙風船のデザインに採用し、同市特産の味覚を県内外にアピールする。夏野元志市長が24日に市役所新庁舎で開いた定例会見で披露した。

 紙風船は富山売薬の土産品として全国で親しまれており、これまでも市の観光名所や食材の写真を印刷した紙風船を市内の配置薬団体に頼んで配ってもらっていた。

 「カニふうせん」は正六面体(一辺7・5センチ)の五つの面を使って1匹のカニが描かれている。カニの顔を風船の角に配置して立体感を出し、はさみのある足に「高志の紅ガニ」と「新湊漁港」のタグを付けている。残る一つの面には市の位置を示した富山県地図と市のキャラクター「ムズムズくん」をあしらった。8千個を作り、県内外のイベント、出向宣伝で配る。3月中旬から新庁舎や分庁舎、市観光協会、川の駅新湊などでも希望者に配る。

 市長は「インパクトのあるデザインになった。富山湾の中でも新湊産のベニズワイガニは特上品と自負しており、魅力を発信していきたい」と話した。

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