「六文戦士ウェイダー」(中央)と悪役たち

「六文戦士ウェイダー」(中央)と悪役たち

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「六文戦士ウェイダー」17年夏ドラマに 市民を守る上田のヒーロー

信濃毎日新聞(2017年3月18日)

 上田市のご当地ヒーロー「六文戦士ウェイダー」を主人公にしたドラマが今夏、インターネット上などで公開される。市民を守るため、ウェイダーが妖怪の一味と戦う物語だ。全て市内で撮影を予定しており、総合プロデューサーの羽地(はねじ)潤一郎さん(46)=上田市諏訪形=は「ドラマを通じて地域の良さを再認識してもらえればうれしい」と期待している。

 400年前、上田ゆかりの戦国大名・真田氏が作ったとされる架空の武具「機動甲冑(かっちゅう)」を主人公が身に着けるとウェイダーに変身し、パワーアップするという設定。ウェイダーの武器「八角三重剣」は、同市別所温泉の国宝・安楽寺八角三重塔をモチーフにした。ウェイダーがピンチを迎えると、上田電鉄別所線の車両に似せた列車「亜空間超特急別所線」が現れるなど、ドラマには上田市をアピールする要素が詰まっている。

 ドラマの撮影を進めているのは、市民有志でつくる「六文戦士ウェイダー映像製作委員会」。原作・監督は、潤一郎さんの弟で、市内の映像製作会社に勤務経験がある勝義さん(43)=上田市福田。「地元に密着したコンテンツを作りたい」と、上田(うえだ)をもじった「ウェイダー」を2012年に考案。翌年4月から主に市内のイベントのヒーローショーを披露してきた。

 NHK大河ドラマ「真田丸」が放送され、全国から観光客が訪れた昨年1年間について、2人は「上田市民が自分たちのまちの良さを認識した年」と捉える。「これからは、市民自身がどう地域を盛り上げていけるかが大切。市民発信で市の良さを伝えたい」と、ドラマを映像にして発信することを決めた。高画質の4K対応のカメラで撮影しており、勝義さんは「映画のような本格的な映像を楽しめる」と自信を見せる。

 1話15分ほどで全6話を予定し、動画投稿サイト「ユーチューブ」とウェイダーの「フェイスブック」上で7月ごろ公開。製作委員会は市内のケーブルテレビでも放送しようと話を進めている。潤一郎さんは「市民が慣れ親しんだ場所や食べ物が出てくるので、子どもだけでなく大人も楽しんでほしい」と話している。

 製作委員会は現在、協賛を募っている。一口5千円からで、金額に応じて映像のDVDやウェイダーのステッカーなどをもらえる特典がある。問い合わせは同委員会事務局(電話0268・22・0456)へ。

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