木道沿いで咲き誇るミズバショウの仏炎苞

木道沿いで咲き誇るミズバショウの仏炎苞

富山県 砺波・南砺・五箇山 花・紅葉

ミズバショウ清らか 城端・縄ケ池で見頃

北日本新聞(2017年5月9日)

 南砺市城端地域の縄ケ池にある県天然記念物のミズバショウ群生地で、白い仏炎苞(ぶつえんほう)が見頃を迎え、新緑の中で清らかな雰囲気を漂わせている。

 標高約830メートルの群生地では、約1万平方メートルに約5万株が自生。湿地の木道沿いに高さ10~20センチのミズバショウが見られる。城端ナチュラリスト研究会のメンバーによると、今週末から来週にかけ最盛期を迎える見込み。同会員が当面の間、土日曜の午前10時~午後4時に現地で自然解説を行う。周辺ではクマの目撃情報があり、鈴やラジオを携帯するなど万全の準備を呼び掛けている。

 8日は、同地域中心部から伸びる国道304号と縄ケ池を結ぶ林道沿いにある「つくばね森林公園」の開山式が、公園内の林道都久波禰(つくばね)神社山社であった。近隣住民や、公園の指定管理者である高田造園土木の関係者ら約30人が今シーズンの安全を祈った。

 公園にはバンガローやキャンプ場、パラグライダーの発着場などがある。問い合わせは高田造園土木、電話0763(62)1252。

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