佐渡金銀山を象徴する「道遊の割戸」=佐渡市相川地区

佐渡金銀山を象徴する「道遊の割戸」=佐渡市相川地区

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県観光地満足度 佐渡・相川初の1位 景観や金銀山評価

新潟日報(2017年5月15日)

 新潟県内を訪れた観光客を対象に県が行った調査で、佐渡市の相川地区が初めて総合満足度1位に輝いた。佐渡金銀山の世界文化遺産登録に向けた機運が高まる中、初めて訪れた観光客を中心に金銀山の関連遺産や美しい自然景観が評価されたとみられる。

 調査は2009年から始め、今回で5回目。15年11月~16年9月に県内の温泉地や観光地にある111のホテルや旅館(従業員10人以上)で宿泊者にアンケート用紙を配り、1万2761人から回答を得た。

 温泉地、観光地別の満足度で、相川地区は前回調査(14~15年)の8位から大きく順位を上げて初の1位を獲得した。2位は前回1位で安定した人気のある五頭温泉郷(阿賀野市)、3位は松之山温泉(十日町市)だった=表参照=。

 一方、同じ場所に複数回訪れた「リピーター」の割合は、全体で前回比3・6ポイント増え、過去最高の57・4%となったが、相川地区は35・4%で最も低かった。

 相川地区が総合満足度で1位となったことについて、県交流企画課は調査期間中に佐渡汽船の運賃割引などのキャンペーンで新規の来島者が増えたことが背景にあるとし、「宿泊施設の努力に加え、美しい夕日などの自然、豊かな文化に触れ、魅力を感じてもらえたようだ。佐渡の持つ潜在力が証明された」と分析する。リピート率の低さは、離島であり、交通の不便さが影響したとみられる。

 県全体では87・5%の人が訪問地に「満足」(大変満足、満足、やや満足の合計)と回答した。前回調査から0・2ポイント増の横ばいだが、高い水準を維持した。

 ただ、「宿泊施設」「食事」「買い物(土産品)」など項目別の回答では、8項目すべてで満足度が2・3~0・1ポイント低下した。「宿泊施設」や「食事」に満足した人は7割以上だが、「観光・文化施設」は41・7%にとどまり、課題を残している。

 県交流企画課は「観光地間の競争は激しさを増している。地域ぐるみの誘客、受け入れの取り組みが広がるように支援したい」としている。

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