祭りの開幕に合わせて訪れ、バラを見る来園者

祭りの開幕に合わせて訪れ、バラを見る来園者

長野県 伊那路 花・紅葉

1800株、中アと競演 高遠でバラ祭り始まる

信濃毎日新聞(2017年5月28日)

 伊那市高遠町の「高遠しんわの丘ローズガーデン」で27日、「バラ祭り」が始まった。中央アルプスを望む約8800平方メートルの敷地に約220種1800株ほどのバラがある。市などによると、開花は昨年に比べて1週間ほど遅く、6月上旬に見頃になる見通しだ。祭りは6月18日まで。

 バラ祭りは10回目。市や市商工会などでつくる実行委員会が主催している。園内のバラの手入れなどを行うボランティアグループ「高遠薔薇(ばら)会」会長の中川泰(ゆたか)さん(73)=伊那市富県=は「大輪で見応えのあるバラや、小ぶりだが花を多く付けるバラなど、色とりどりの花が見頃を迎える。中アとの美しい対比を楽しんでほしい」とPRする。

 初めて祭りに訪れた南箕輪村の50代の女性会社員は「きれいに手入れをしてあって驚いた。見頃になったらまた来たい」と話していた。

 祭り期間中はバラの苗木の販売などもある。高校生以上300円、小中学生150円、乳幼児無料。

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