県中央植物園(富山市婦中町上轡田)でサトザクラが見頃を迎え、来場者を楽しませている。
サトザクラは、オオシマザクラ系の園芸品種の総称。園内の「花のプロムナード」に30品種約50本が植えられている。
ことしは例年より10日ほど開花が早い。現在は黄色い花びらの「ウコン」や鮮やかなピンク色の「カンザン」、葉のような緑色をした「ギョイコウ」などが満開となっている。
サトザクラが特に見頃なのは今週末までで、今後はキクザクラやボタンなどが本格的に咲き始めるという。同園の担当者は「暖かい太陽の下で、ぜひ散歩しながら見て楽しんでほしい」と話している。