第70回金沢百万石まつりのポスター

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百万石まつり 利家役に竹中直人さん

北國新聞(2021年1月22日)

 金沢百万石まつり実行委員会は21日、金沢商工会議所会館で開かれ、6月4~6日に第70回金沢百万石まつりを2年ぶりに開催し、メイン行事「百万石行列」の加賀藩祖前田利家公役に俳優竹中直人さん(64)、お松の方役に女優栗山千明さん(36)を起用することを決めた。3月に再び実行委を開き、新型コロナの感染状況をみて、開催の可否を最終判断する。
 竹中さんは神奈川県出身で、NHK大河ドラマ「秀吉」や「軍師官兵衛」に豊臣秀吉役として出演。映画監督やミュージシャン、画家として幅広く活躍している。利家役としては歴代で最年長となる。
 栗山さんは茨城県出身。3月26日から石川県内7館で先行公開される、加賀野菜「加賀れんこん」がテーマの映画「種まく旅人~華(は)蓮(す)のかがやき~」(北國新聞社後援)で主演する。2人は2月、都内で会見する。
 5日の百万石行列は例年通りのコース、参加者約2500人とし、感染症予防のため着替え場所を増やして全体で30分短縮する。観覧エリアを広げ、100メートル間隔で人員を配して注意を促す。入城祝祭は整理券を配って入場制限し、夜の踊り流しは広坂通りを使用せずに南町交差点―片町交差点の約1キロに短縮する。
 行列には、東京五輪・パラリンピックで市がホストタウンとなっているフランス、ロシアの出身者、友好交流都市の目黒区、文京区の参加者が加わる。まつりのホームページやパンフレットに郷土料理の「押しずし」や「えびす」のレシピも載せる。
 昨年の第69回は新型コロナの影響で初めて中止となり、2019年の第68回の百万石行列は約42万人が観覧した。

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