日本きもの文化振興会の金澤きものコレクション2023(北國新聞社後援)は5日、金沢市の石川県立音楽堂交流ホールで開かれた。公募で選ばれた10~70代の21人が華やかな和装のショーを通じて「日本の心」を伝えた。
出演者は、吉祥文をちりばめた京友禅や紅型の振り袖、上品な加賀友禅などに身を包み、ステージを歩いた。家族へのメッセージなども紹介された。フィナーレでは出演者が勢ぞろいし笑顔の花を咲かせた。
振興会は今秋の国民文化祭(いしかわ百万石文化祭2023)に合わせ、11月18、19日に本多の森ホールで「きものの祭典」を開く。歴代出演者や公募で選ばれた愛好者が、ショーで魅力を発信する。