丸岡城桜まつり（４月１～２０日）の開幕を前に３月１９日、福井県坂井市の同城周辺でぼんぼりの設置が行われた。１日午後６時半に点灯式を行い、約３００基が桜と古城を幻想的に照らし出す。

　丸岡城桜まつり振興会が、市内外の事業所の広告協賛を得て取り付けている。同会員約１５人が作業に当たり、初めて丸岡高地域協働部の生徒１２人も手伝った。

　六角形のぼんぼりが支柱上部に取り付けられており、高さは約２・５メートル。生徒らはぼんぼりの中に電球を取り付け、お天守前広場や遊歩道などに設置していった。期間中の午後６時～同１０時に点灯する。

　丸岡城一帯の霞ケ城公園は「日本さくら名所１００選」に選ばれており、約４００本のソメイヨシノが楽しめる。岩田龍見会長は「丸岡城と桜とぼんぼりがマッチした幻想的な雰囲気を楽しんで」と話していた。

　丸岡城のプロジェクションマッピング投影や、食などのブースが並ぶ城下市もある。