山小屋へ荷上げする資材や食料を運ぶヘリコプター=17日、胎内市

山小屋へ荷上げする資材や食料を運ぶヘリコプター=17日、胎内市

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飯豊連峰 7月山開き 山は呼ぶ準備着々 ヘリで山小屋に荷上げ 胎内

新潟日報(2015年6月18日)

 新潟県、山形、福島の3県にまたがる飯豊連峰の山開きに向け、胎内市などは17日、市内にある山小屋に資材や食料をヘリコプターで荷上げした。関係者はシーズンの安全を願いつつ、荷運びなどに汗を流した。

 胎内市の山小屋を管理する「飯豊・胎内の会」のメンバーが食料品や修繕用の資材を荷造りし、ヘリで運んだ。ヘリは胎内第1ダムのヘリポートから飛び立ち、頼母木(たもぎ)山と門内岳の山小屋へ約1600キロを搬入した。

 胎内市の足の松尾根登山口からは、毎シーズン約2300人が入山している。

 飯豊・胎内の会の五十嵐友良さん(64)は「登山客が安全で快適な山登りになるように準備をした。飯豊の山々を楽しんでほしい」と話した。

 市商工観光課の高橋文夫課長(55)は「登山客が安心できるよう飯豊・胎内の会メンバーに常駐してもらっている。アドバイスを受けてほしい」と呼び掛けた。

 胎内口山開き登山は7月4日に行う。問い合わせは市商工観光課、0254(43)6111。

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