国の重要文化的景観への選定を答申された佐渡市相川地区。鐘楼などの建物や石垣が鉱山町の風情を伝える=19日

国の重要文化的景観への選定を答申された佐渡市相川地区。鐘楼などの建物や石垣が鉱山町の風情を伝える=19日

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佐渡鉱山重要景観に 文化審答申、新潟県内2件目

新潟日報(2015年6月22日)

 国の文化審議会(宮田亮平会長)は19日、佐渡市の「佐渡相川の鉱山及び鉱山町の文化的景観」を重要文化的景観に選定、西三川砂金山跡や大間地区など計3カ所を佐渡金銀山遺跡に追加指定するよう下村博文文部科学相に答申した。

 「佐渡相川の鉱山及び鉱山町の文化的景観」は、選定されれば、同市内の「佐渡西三川の砂金山由来の農山村景観」(2011年選定)に次ぎ、県内で2件目となる。

 佐渡金銀山遺跡への追加指定は、3カ所で計約32万3050平方メートル。

 佐渡市は今回答申された遺跡などを含む「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」の世界文化遺産登録を目指している。これにより、世界遺産登録に向けた七つの構成資産全てが国の史跡として指定されることになる。

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