開放的空間となり、レッサーパンダを身近で観察できる新舎の屋内=27日、福井県鯖江市西山動物園

開放的空間となり、レッサーパンダを身近で観察できる新舎の屋内=27日、福井県鯖江市西山動物園

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新レッサーパンダ舎、広々空間に 間近で見学、鯖江市西山動物園

福井新聞(2016年3月28日)

 福井県鯖江市西山動物園のレッサーパンダの新舎完成を祝う式典が27日、同園で行われ、一般公開された。広々と開放的となった屋内施設で、レッサーパンダを身近に見ることもでき、ますます市民の人気を集めそう。18日の脱走劇の舞台となった屋外施設は、対策も施した。

 新舎は敷地約970平方メートルに延べ床面積約280平方メートルの屋内施設、三つの屋外運動場などを整備した。屋内施設には学習の場としても活用できるラウンジなどを設けた。総事業費は1億2000万円。

 新舎の特徴は、レッサーパンダを近くで観察でき、親しみが持てるような設計。屋内施設の部屋は天井が高く、つり橋、はしごなどを備え、レッサーパンダが自由に動き回れる。中央には来園者用廊下があり、部屋を横切りながら見学できる。

 レッサーパンダの「ティアラ」が逃げ出した屋外運動場は、踏み台にした水栓柱を撤去。塀を一部高くするなど対応した。

 完成式では牧野百男市長が「小さな動物園だが、きらりと光る魅力あるものに市民の方々とともに育てたい」と述べた。市内の園児が風船を飛ばしオープンを祝った。

 完成式に先立ち、西山動物園開園30周年記念行事の「レッサーパンダサミット in SABAE」が、嚮陽会館で開かれた。絵本作家のあべ弘士さんや全国の動物園関係者によるパネル討論会では、動物園の役割と可能性を考えた。西山動物園について、レッサーパンダやミミキジ、タンチョウなど希少動物の繁殖、保全の場としても重要な役割を担っているなどとした。

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