里山を背景に、ほのかな光を放って舞うホタル=15日午後8時30分ごろ、雪国植物園

里山を背景に、ほのかな光を放って舞うホタル=15日午後8時30分ごろ、雪国植物園

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"源平"ホタル里山彩る 雪国植物園17日から観賞会

新潟日報(2016年6月17日)

 長岡市宮本町3の雪国植物園では、日が暮れると無数のホタルが飛び交っている。15日もゲンジボタルとヘイケボタルが共演。明滅の間隔が異なる2種類の淡い光が里山を彩った。17日からは夜間も開園し、観賞会「ホタルの夕べ」を開く。

 同園には約2千匹のホタルがいるという。荒れ山を整備し始めた30年ほど前には数えるほどしかいなかったが、幼虫の餌となるカワニナの生育環境を整えるなどした結果、徐々に増えた。

 ことしは6日から飛び始めた。ゲンジボタルは複数が同時にゆったりとした間隔で光り、ヘイケボタルは頻繁に明滅する。大原久治園長は「2種類のホタルを見比べ、光る様子を味わってほしい」と話した。

 「ホタルの夕べ」は午後7時~7時30分受け付け。生態についての解説もある。7月3日まで。入園料は大人400円、小中高生50円。

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