トレイルランニングに挑戦する参加者=国営越後丘陵公園

トレイルランニングに挑戦する参加者=国営越後丘陵公園

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ポイントためて健康づくり促進 越後丘陵公園が新制度

新潟日報(2016年6月22日)

 長岡市の国営越後丘陵公園は本年度、健康につながるプログラムに参加するとポイントがたまる取り組み「パークフィットネスポイント制度」をスタートさせた。ポイントに応じて温泉入浴券や商品券と交換できる。参加者数が伸びており、同公園は「市民の健康づくりのきっかけになれば」と参加を呼び掛けている。

 同公園はこれまでも、多くの健康づくりのプログラムを提供していたが、一度参加しても続かないケースがあった。継続的な参加を促す目的で、ポイント制度を初めて導入した。

 プログラムは、はだしで芝生を走る「ベアフットランニング」や木登りを楽しむ「ツリーイング」など7種類を、土日を中心に用意した。午前、午後のみのプログラムは1ポイント、終日続くものは2ポイントたまる。

 5ポイントで温泉入浴券、10ポイントでスポーツ用品店で使える2千円分の商品券と交換できる。約150人がポイントカードを受け取り、継続的に参加する人が増えつつあるという。

 今月開かれたトレイルランニング講座では、参加者が自然豊かな里山を走り抜けた。新潟市西区の会社員(45)は「自然の中で汗を流すのは気持ちいい。景品がもらえるなら、また参加したい」と汗を拭った。

 丘陵公園企画運営グループの山野浩嗣サブマネジャー(40)は「公園内を見て楽しむだけでなく、自然を体感できるプログラムにぜひ参加してほしい」と呼び掛けた。問い合わせは同公園、0258(47)8001。

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