コブダイなどが泳ぐ佐渡の海。今後、メバルなども展示する予定だ

コブダイなどが泳ぐ佐渡の海。今後、メバルなども展示する予定だ

新潟県 佐渡 祭り・催し

ペットボトル芸術家・本間さん 古里の自然美表現 10月末まで展示 佐渡博物館

新潟日報(2016年7月27日)

 使用済みのペットボトルを使って佐渡の自然を表現した特別展「朱鷺の舞う佐渡の自然」が佐渡市八幡の佐渡博物館で、10月末まで開かれている。市出身の本間ますみさん(48)=横浜市在住=が手掛け、県内では初開催となる。本間さんは「佐渡の美しい自然を表現した。リサイクルを考えるきっかけになればいい」と願っている。

 ペットボトルで作られたコブダイなどが泳ぐ佐渡の海、舞い上がる2羽のトキ-。佐渡博物館の展示会場には、LEDの光に照らされた幻想的な作品が並ぶ。

 接着剤や塗料を使うと再利用ができなくなってしまうため、はんだごてで模様を描いたり、貼り合わせたりしている。色はLEDの光で表現する。本間さんは「そのまま再利用できるようにしており、資源であることを認識してもらいたい」と語る。

 佐渡高校卒業後、都内の美術大に進学。卒業後に就職した建築系の会社を経て独立した。30代のときに、エコをテーマにホテルなどのクリスマス装飾を依頼されたのがきっかけでペットボトルアートを始め、オーナメントやツリーを作った。

 当初は接着剤を使っていた。「接着剤を使うと再利用できず、ごみになってしまう。全然エコじゃないと疑問を持った」と振り返る。結婚、出産を機に、アーティストとして活動するようになってから、接着剤を使わないようにした。

 全国各地で作品展を開催する。題材は生き物や風景で、魚のうろこや鳥の羽根など図鑑を読み込み、精巧に再現する。飲料用や調味料など固さが違う、あらゆる種類のペットボトルを使い、羽根や足など部位によって使い分ける。数メートルの大きい作品は数週間かけて作り上げるという。生態が詳しく分かっていない深海魚のリュウグウノツカイを作ったこともある。

 今回は展示期間が長いため、夏休みにはカブトムシなどの昆虫、秋には柿といったように、少しずつ内容を変えていく予定だ。「また来ても楽しめるようにしたい。たくさんの人に来てもらえたらうれしい」と笑顔で語った。

 入場料は高校生以上500円、小・中学生200円。7月30、31日、8月13~15日は、本間さんが作品を解説する。問い合わせは佐渡博物館、0259(52)2447。

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