着物の生地をつなぎ合わせた振り袖やタペストリーが並ぶ「和のキルト展」=南魚沼市塩沢

着物の生地をつなぎ合わせた振り袖やタペストリーが並ぶ「和のキルト展」=南魚沼市塩沢

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南魚沼・塩沢地区「和のキルト展」開催中 23施設に展示

新潟日報(2016年10月13日)

 南魚沼市塩沢の牧之通りで16日まで「和のキルト展」が開かれている。着物の生地でできたタペストリーなど計約240点を、通り沿いの23施設に展示。宿場町を再現した通りの中で、和の趣あふれるキルト作品を楽しめる。

 牧之通りがある塩沢地区は、越後上布や塩沢紬(つむぎ)など伝統織物が伝わる。地元住民でつくる実行委員会がキルト作家らと初めて企画。全国の作家98人が参加した。

 旧家「中島屋」には、一部に塩沢産の織物をあしらった約2メートル四方のタペストリーや、100種類以上の桜柄の生地をつないだ振り袖などを展示。訪れた観光客や地元住民は、驚きの声を上げて目を凝らした。

 地元の主婦(82)は「こんなに大きいキルトは初めて見た。作家の根気や歴史を感じ、感動した」と話した。

 入場料は、鈴木牧之記念館と中島屋が2施設で500円。ほかの施設は無料。問い合わせは同展実行委事務局の保坂さん、080(2049)3234。

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