新潟県内のコレクターが自慢の品を紹介する企画展「マイ・コレクション・ワールド」が３日、長岡市関原町１の県立歴史博物館で始まった。１５の個人・団体が集めた絵はがきや手ぬぐいなど、収集者のこだわりが伝わってくる品々が、来場者の目を引きつけている。

　博物館友の会が２００４年から毎年開いている。会場には、戦前の長岡の様子がうかがえる絵はがきや県内外の花火大会のプログラムなどが並んだ。各地の納豆のラベルやペットボトルのふたといったユニークなものもある。

　初日はコレクターが収集を始めたきっかけや楽しさなどを紹介。来場者は「こんなものがあるんだ」などと一点一点じっくりと鑑賞していた。

　集めた手ぬぐいを出展した長岡市美沢４の会社員（４１）は「それぞれが集めたいと思うだけの魅力を持っている。知らなかった世界をのぞけて楽しかった」と笑顔で話した。

　１月９日まで。午前９時半～午後５時。入場無料。毎週月曜、２８～１月３日休館。