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海辺のキッチン オープンへ 蔵を改装、鯛めしなど提供

新潟日報(2017年1月6日)

 日本海に面した柏崎市笠島地区の海の幸が味わえるカフェ「海辺のキッチン倶楽部(クラブ) もく」が13日、JR信越線笠島駅近くにオープンする。築110年の蔵を改装した建物で、地元の海藻や魚を使った伝統的な料理が楽しめる。代表の黒崎さん(56)は「ここでしか食べられない料理を楽しんでほしい。地域の人が気軽に集まれる場にもしたい」と意気込んでいる。

 漁業が盛んな笠島地区には、岩のりを載せる「笠島のっぺ」やイカをカラシであえた「イカのぬた」、煮た海藻を練り固めた「えごねり(いごねり)」、タイの切り身を入れた「鯛(たい)赤飯」など、海の恵みを生かした料理が豊富だ。

 30年ほど前まではそうした料理を味わえる飲食店が多く、活気があったという。だが店主の高齢化や人口減、海水浴客減少などで相次ぎ閉店した。

 危機感を抱いた黒崎さんは「笠島の料理を残すことで、地域や高齢者を元気にしたい」と地元の女性5人によるグループ「もく」を結成。昨年4月から、黒崎さん宅の蔵を改装した建物に地元の高齢者を招き料理を学び、メニューを考えてきた。グループ名の「もく」は海藻の別名から付けた。

 当面は金-日曜の午前10時~午後4時に営業。地元の海藻や魚を使った「月替わりランチ」(700円)とスイーツ、コーヒーなどを販売。笠島のっぺやイカのぬたなど5品を盛り込んだ「笠島満喫ランチ」(1200円)は予約制で提供する。

 問い合わせは「もく」、0257(31)1023。

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