包括連携協定を結んだ牧野百男市長(左)と古田盛彦社長=19日、福井県鯖江市の道の駅「西山公園」

包括連携協定を結んだ牧野百男市長(左)と古田盛彦社長=19日、福井県鯖江市の道の駅「西山公園」

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鯖江限定「サバエイトチョコ」 市とフルタ製菓が連携

福井新聞(2017年8月21日)

 福井県鯖江市と「めがねチョコ」で知られるフルタ製菓(本社大阪市)が、眼鏡を縁にした包括連携協定を結び19日、鯖江市の道の駅「西山公園」で報告会を開いた。鯖江のPRの一環として、同社が鯖江限定商品「サバエイトチョコレート」を発売するなど、互いに協力していくことを確認した。

 同社は1952年創業。チョコレートやクッキーなどが主力製品で、中でも「ハイエイトチョコレート」は今年、発売50周年を迎える看板商品。眼鏡型の包装が特徴で通称「めがねチョコ」として親しまれていることから、眼鏡生産の国内トップシェアを誇る同市との協定が実現した。

 この日は、牧野百男市長と古田盛彦社長らが出席。8月18日の「ハイエイトの日」に包括連携協定を結び、同社をめがねのまちさばえ応援企業に、「サバエイトチョコレート」を同応援チョコレートに認定したと発表した。牧野市長は「今後、眼鏡以外の魅力も含め地域ブランドとして個性を出していきたい」とあいさつ。古田社長は「地域社会の発展に協力していく」と語った。

 サバエイトチョコレートは、特別デザインの箱に9枚入と5枚入の2種類を用意。レッサーパンダや、めがねのまちさばえ大使を務めるアイドルグループ「仮面女子」をデザインに取り入れている。10月21日に同市で開かれるものづくり博覧会でお披露目し、道の駅「西山公園」で販売開始予定。

 また市は、めがねのまちさばえ応援企業として、福井洋傘(福井市)も認定した。

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