一騎打ちする上杉謙信と武田信玄を描いた絵画などが並ぶ企画展=16日、長岡市

一騎打ちする上杉謙信と武田信玄を描いた絵画などが並ぶ企画展=16日、長岡市

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川中島の戦い展開幕 戦国の両雄実像に迫る 長岡・歴博

新潟日報(2017年9月19日)

 上杉謙信と武田信玄が激突した川中島の戦いをテーマにした企画展が16日、長岡市関原町1の県立歴史博物館で始まった。他県の博物館などから借りてきた合戦を描いた屏風(びょうぶ)や、家臣へ送った書状など国宝を含む約120点が並び、訪れた歴史ファンらでにぎわった。

 新潟日報社などの主催。謙信と信玄は5回交戦したと伝えられ、江戸時代には、合戦をテーマにしたさまざまな絵が描かれた。

 会場には、謙信が振り下ろした太刀を信玄が軍配で受ける様子を描いた草双紙や浮世絵が数多く展示されている。謙信が家臣団に備えを指示した書や、当時の室町幕府の将軍が両軍に和睦してもらおうと謙信に宛てた書などもある。

 帰省中に立ち寄ったという大阪府の大阪大大学院生(23)は「江戸時代に描かれた多くの合戦図から、平和な時代にこそ人々が英雄の物語を求めていたのだと感じた」と話した。

 同展は10月29日まで。月曜休館(祝日の際は翌日)。一般820円、大学・高校生500円、中学生以下無料。問い合わせは同館、0258(47)6130。

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