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上越 軒に白いカーテン

新潟日報(2014年12月10日)

 大町5の雁木(がんぎ)通りで大根干しが始まった。降り積もった雪と大根の白が木造建築と調和し、雪国ならではの景観を演出している。

 市内のNPO法人「街なみFocus」(高野恒男理事長)が、かつて高田地区で多く見られた風景を再現しようと企画し、ことしで3回目。大根干しの作業は約30人が参加した。

 桑取地区で採れた大根100本を用意。参加者は大根の皮をむき、15センチほどの長さに切りそろえた。その後、大根をわら縄にくくりつけ、雁木の下につるした。約1カ月干した後、煮物や炒め物などにする。

 毎年参加している公務員坂下尚之さん(30)は「大根干しは見て楽しいし、食べておいしい。この季節の風物詩になってますね」と出来栄えに満足そうだった。

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