新潟日報(2024年2月28日)
新潟県妙高市の一般社団法人妙高ツーリズムマネジメント(妙高観光局)は、会員宿泊施設に泊まると3千円の割引と市内飲食店などで使える地域クーポン券2千円分の特典がある誘客キャンペーン「みょうこう応援割(仮称)」を5月中旬に始める。
妙高市によると、能登半島地震の影響で市内宿泊施設では約3千人泊のキャンセルが発生した。国の支援策「北陸応援割」の県内実施期間は4月26日宿泊分までとなっていることから、「みょうこう応援割」はゴールデンウイーク明けから7月中旬まで実施する。観光局の会員宿泊施設は約100軒。
事業費は4千万円で市が全額負担。市議会3月定例会で関連費用を盛り込んだ2023年度一般会計補正予算案を提案する。大手宿泊旅行サイトの「キャンペーン特別プラン」でできるようにするが、予約開始時期は今後詳細を詰める。
妙高観光局は「初夏はトレッキングなど妙高の自然をじかに感じられる季節。県内外の多くの人に利用してほしい」とした。