「富山のさかな」を紹介する伊串学芸員=魚津水族館

「富山のさかな」を紹介する伊串学芸員=魚津水族館

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富山湾のお魚網羅 魚津水族館が図鑑発刊

北日本新聞(2014年12月20日)

 昨年開館100周年を迎えた魚津水族館(魚津市三ケ)は、記念事業として富山湾の魚介類図鑑「富山のさかな」を発刊した。富山湾で見つかったことのある魚をほぼ網羅し、多くの写真を使って紹介。富山湾での生態や食べ方も掲載しており、同館は「他にはない1冊」とPRしている。

 「富山のさかな」はA4判181ページ。第1章は、北アルプスから富山湾の深海部まで約4千メートルの高低差がある富山の地形の特徴を記し、第2章では、そこにすむ生き物たちを紹介した。

 魚類を中心に、甲殻類や両生類、爬虫(はちゅう)類、鳥類など555種を掲載。ホタルイカやブリといった富山湾を代表する魚介をはじめ、細長い体が特徴のリュウグウノツカイ、1月に揚がったダイオウイカなど珍しい生物もある。それぞれ生息地や危険度、食べ方などを含めて紹介している。

 ブリの仲間の見分け方や、海岸での漂着物探しの楽しみといったコラムのほか、付属の眼鏡で立体的に見ることができる富山県の3D地図もある。

 執筆は全て魚津水族館職員が担当した。伊串祐紀学芸員は「富山らしさを重視し、各種の紹介文も富山湾での生態や状況を書いた。この1冊を読めば、富山の水生生物が分かるようになっている」と話している。

 1冊3千円で、同水族館と市図書館で販売している。問い合わせは同水族館、電話0765(24)4100。

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