菜の花を使ったランチを紹介する畑店長

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菜の花ランチ今だけ 道の駅KOKOくろべ、地場産メニュー続々

北日本新聞(2024年4月19日)

 黒部市の道の駅KOKOくろべで、地場産の食材を使った料理が相次いで登場している。18日は同駅内の飲食店「ファミリーキッチンカモメ」が、市内で採れた菜の花を使った日替わりランチの提供を始めた。農産物直売所「瑞彩(みずいろ)マルシェ」は黒部名水ポークを載せたトーストを販売。地産地消の推進を目指す。

 ファミリーキッチンカモメは平日のランチで地元食材を多く使っている。新たにJAくろべ女性部(高本一惠部長)から菜の花の提供を受け、ランチに活用することにした。同女性部は黒部市内の畑で菜の花を栽培して学校給食に提供しているが、今年は給食に必要な量を確保できなかったため、飲食店で使ってもらうことにした。

 18日のメニューは菜の花とホタルイカのパスタ。炒めた菜の花を入れたほか、天ぷらと洋風茶わん蒸し「フラン」にも菜の花を使った。19日以降の平日も和食や洋食で菜の花を使用する。850円で、ゴールデンウイーク前ごろまでの予定。

 カモメの畑謙太郎店長は「おいしい地元食材で、季節を感じてもらいたい」と話している。

 瑞彩マルシェの軽食コーナーでは、黒部名水ポークを使ったトーストを3月下旬から販売している。米粉の食パンに名水ポークの焼き肉やタマネギを載せた。具は他にもハムエッグやあんバターなどがあり、計12種類。名水ポークのトーストは360円。

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