昨年夏から試作が進む奈良漬。今年からは地酒(右)の酒かすを使う=福井県小浜市中名田公民館

昨年夏から試作が進む奈良漬。今年からは地酒(右)の酒かすを使う=福井県小浜市中名田公民館

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地酒の奈良漬召し上がれ 福井県小浜市、販売視野に試作作り

福井新聞(2015年1月11日)

 福井県小浜市中名田地区で、奈良漬の試作品作りが昨年夏から進められている。同地区では地元の酒米と水を生かした地酒を造っており、今年からはこの地酒の酒かすを使った奈良漬作りにも挑戦する。奈良漬は地酒の会員に贈るほか、将来的に販売も視野に入れている。

 同地区は2012年から地域活性化に生かそうと、本格的に酒造りに取り組んでいる。地区を流れる田村川の上流から取水し、地区内で栽培した酒米を使い、昨年初めて地酒「田村のめぐみ」を完成させた。

 酒造りの過程で発生する酒かすを有効利用するのが目的。奈良漬に使うウリは地区内の畑で栽培した。

 奈良漬作りは地区の食生活改善推進員が担当している。昨年冬に搾った酒かすはすでになく、市販の酒かすを使い、昨年夏から試験的に漬け始めた。

 塩分量を調整し、辛口から甘口まで3種類を作り、地区住民の集まりで、奈良漬を試食してもらった。メンバーの野勢惠子さん(73)=深野=は「ご飯にもお酒にも合う味に仕上がっている。地酒の酒かすを使った奈良漬作りが楽しみ」と話している。

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