祭り開幕に向け大詰めを迎えている20段のひな壇作り=29日、福井県大野市の平成大野屋平蔵

祭り開幕に向け大詰めを迎えている20段のひな壇作り=29日、福井県大野市の平成大野屋平蔵

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20段、2000体のジャンボひな壇登場 福井県大野でまつり

福井新聞(2015年1月30日)

 31日から福井県大野市の平成大野屋平蔵をメーン会場に市内10カ所で開かれる「第5回春を彩る越前おおのひな祭り」(福井新聞社後援)の開幕に向け、会場設営が大詰めを迎えている。今年は同平蔵に幅7メートル、高さ約4メートル、20段の"ジャンボひな壇"が登場。2千体が並ぶ会場は、一足早く春の華やかな雰囲気が漂っている。祭りは3月5日まで。

 有志らでつくる実行委が毎年開催している。捨てられず市内の玩具店に持ち込まれた人形合わせて約3千体が各会場を彩る。今回は市の通年イベント「結(ゆい)の故郷(くに)発祥祭」の一環として開く。

 29日は実行委メンバーらが20段のひな壇に親王や三人官女、五人ばやしなどの人形を並べた。一体ずつ丁寧に衣装や形を整え、慎重に置いていった。30日も人形設営や照明調整などを行う。

 会場には、江戸中期の貴重な人形や、日本に2体しかない等身大の座りびなも飾られる。1927年に日米親善交流の"使節"として全国の学校に寄贈された県内で唯一残る「青い目の人形」や江戸末期から明治にかけ大野で作られ、今月新たに市内で発見された貴重な土人形「梅屋デコンボ」2体も特別展示する。

 ひな人形は平成大野屋二階蔵、武家屋敷旧内山家、藩主隠居所、元町会館などにも展示。各会場を巡りスタンプを集めると記念品がもらえるラリーも実施する。

 実行委の高橋佳枝会長(60)は「結の故郷発祥祭にふさわしい祭りにしたい。ぜひ足を運び、にぎやかな雰囲気を感じ楽しんでほしい」と話している。展示は各会場とも午前9時〜午後5時。入場無料。

 実行委では家庭で飾らなくなったひな人形の引き取り(有料)を行っているほか、「青い目の人形」「梅屋デコンボ」に関する情報を集めている。

 問い合わせは高橋会長=電話0779(66)2082。

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