福井県大野市の冬の味覚「でっちようかん」をPRしようと誕生した新キャラクターの名前が「でかでっちくん」に決定し8日、「越前おおのふるさと味物語 でっち羊かんまつり」の会場で発表された。
新キャラクターは7、8日の同まつりに合わせお披露目。初日の来場者から名前を募ったところ433件が寄せられた。味物語実行委による審査の結果、同市篠座の野口萌奈ちゃん(6)の作品が選ばれた。
格好良く見え、男の子をイメージし名付けたという萌奈ちゃんは「選ばれてうれしい」と笑顔でインタビューに答えていた。
でっちようかんは小豆と黒砂糖のほんのりした甘みと厚みが特徴。多彩なグルメが並んだふるさと味物語には2日間で約1万6500人が来場し、市内15店が用意した約1万7千個のでっちようかんが売り切れとなる盛況ぶりだった。