上越妙高駅の東口広場に設置された上杉謙信のブロンズ像=2日、上越市

上越妙高駅の東口広場に設置された上杉謙信のブロンズ像=2日、上越市

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"出陣"待ちきれない 謙信像を設置 上越妙高駅13日除幕式

新潟日報(2015年3月3日)

 上越市ゆかりの戦国武将、上杉謙信のブロンズ像が2日、北陸新幹線上越妙高駅の東口広場に設置された。馬上で軍配を携え、りりしい顔で13日の除幕式と翌日の新幹線開業を待っている。

 富山県立山町の黒谷美術立山工場で鋳造され、振動の少ない特別なトレーラーで運ばれた。東口広場では、馬の胴体にベルトを掛け、クレーン車でつり上げて慎重に台座の上に移された。上越市から制作を依頼された上越教育大学名誉教授で彫刻家の峯田敏郎さん(75)が立ち会った。

 像は川中島の合戦に挑んだ30代のころの謙信がモデルで、金のかぶとをかぶっている。高さは3・7メートル、幅1・6メートル、奥行き4・1メートル。

 台座は白御影石で作られ、高さ1・5メートル。周辺に雪が積もったとき、謙信が雪原を馬で進んでいるように見えるように高さを計算したという。

 峯田さんは「考えた通りの姿を再現できた。表情と抑えた動きで静けさを、たなびく鉢巻きや馬の尾、足などで躍動感を表現した」と話した。

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