北陸新幹線は14日、長野―金沢(228・1キロ)で開業し、既に営業している東京―長野(222・4キロ)と合わせ、東京と金沢(450・5キロ)が最短2時間28分で結ばれた。午前6時1分に金沢、同6時17分に東京から一番列車が出発し、北回り新幹線構想から半世紀を経て、初めて日本海側を走る新幹線の営業運転が始まった。
北陸新幹線はJR東日本とJR西日本の営業エリアにまたがるため、両社が共同運行する。東京―長野を走っている「あさま」に加え、東京―金沢を結ぶ速達タイプの「かがやき」、東京―金沢で停車駅が多い「はくたか」、富山―金沢を往復する「つるぎ」の3種類が運行を始めた。
14日は金沢駅と東京駅で出発式が行われ、関係者が悲願成就を祝った。