新発田市内４カ所で咲き誇る桜を愛（め）でる春まつりが、１０日から新発田城址（じょうし）公園、加治川治水記念公園、月岡カリオンパークで、２５日から大峰山でそれぞれ始まる。桜と併せて、地元の名産品も前面に出し、新発田をＰＲする。


　新発田城址公園では１１、１２の両日、和菓子を詰め合わせることができる和装の箱「和スイーツＢＯＸ」を販売し、市内の和菓子屋を巡ってもらうイベントを開く。市内の日本料理店９店が企画した花見弁当の販売も行う。

　約２千本の桜の木がある加治川治水記念公園では１８、１９の両日、地元産「越後姫」を使ったデザートフェアなどが開かれる。大峰山では２９日、「お花見」「ふれあいの森探訪」の２コースのハイキングを開催する。道の駅加治川では２９日、地元産アスパラガスを使ったみどりカレー４００食が無料提供される。月岡カリオンパークでは１９日まで、桜をライトアップする。

　新発田市観光協会は「視覚と味覚の双方で新発田を楽しんでほしい」と呼び掛けている。春まつりの問い合わせは市観光協会、０２５４（２６）６７８９。大峰山のハイキングは２２日までに申し込む。申し込みは加治川地区公民館、０２５４（３３）２４３３。