新潟県新潟地域振興局は、ＪＲ津川駅から諏訪峠を経て行地までの「会津街道ルートマップ」を作成した。Ａ４判１枚の表と裏に、見どころなどを写真付きで紹介している。

　会津街道は、新発田市から福島県会津若松市を結んだ古道で、江戸時代初期に会津藩が整備した。参勤交代に利用したことから「殿様街道」とも呼ばれ、十返舎一九や吉田松陰ら歴史上の人物も歩いた。

　マップは歩きやすい区間を中心に取り上げ、石畳や一里塚などの見どころ、所要時間を掲載。阿賀町役場などで入手できるほか、同振興局のホームページからもダウンロードできる。問い合わせは県津川地区振興事務所総務課の坂上さん、０２５４（９２）４５１２。