重厚な響きで観客を酔わせたラ・フォル・ジュルネ新潟のプレ公演=26日、新潟市中央区

重厚な響きで観客を酔わせたラ・フォル・ジュルネ新潟のプレ公演=26日、新潟市中央区

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「ラ・フォル・ジュルネ」プレ公演 市民楽団息ぴったり 新潟

新潟日報(2015年4月27日)


 5月8日に新潟市で始まる音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ(LFJ)新潟」のプレ公演が26日、同市中央区の市民芸術文化会館で開かれた。今年のテーマは「パシオン~恋する作曲家たち~」で、市民オーケストラが恋心や情熱のこもった名曲を演奏。約700人の観客を優雅な音色で魅了した。

 LFJはフランスのナント市で誕生したクラシック音楽の祭典で、新潟市での開催は6回目。プレ公演には、市内のアマチュア楽団など9団体でつくるスペシャル市民オーケストラが出演した。

 テーマの「パシオン」はフランス語で「魂の奥底からあふれる思い」を指すという。エルガーの「愛のあいさつ」、プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」など7曲が披露され、観客はじっくり聴き入った。

 新潟市中央区の会社員、大越十四夫さん(67)は「息の合った演奏だった。音楽とテーマも合っていて楽しめた」と話した。

 本公演は10日まで、市民芸術文化会館や燕喜館などで34公演が繰り広げられる。

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