恐竜の骨格展示などを見学するテルファーさん(右から2人目)=21日、福井県勝山市の県立恐竜博物館

恐竜の骨格展示などを見学するテルファーさん(右から2人目)=21日、福井県勝山市の県立恐竜博物館

福井県 勝山・大野 アウトドア・レジャー その他

米スミソニアン博物館職員 「恐竜展示 素晴らしい」 福井県立恐竜博物館を視察

福井新聞(2015年5月22日)

 米国の首都ワシントンにある、世界的に有名なスミソニアン国立自然史博物館の女性職員が21日、福井県勝山市の県立恐竜博物館を視察した。恐竜の種類の多さや展示方法に関心を寄せていた。

 化石クリーニングラボマネジャーのアビィ・テルファーさん(57)。同自然史博物館は恐竜関連の展示コーナーが人気で、2019年のリニューアルに向けた準備を進めている。恐竜博物館は「とても有名で、化石発掘現場が近くにある珍しい博物館」(テルファーさん)で、化石クリーニングや展示方法を参考にしようと勝山市を訪れた。

 テルファーさんは、クリーニング室や展示コーナーを見学。同自然史博物館での展示は北米の恐竜が中心だが、恐竜博物館は日本だけでなくアジアなどさまざまな恐竜を紹介していることに感心していた。

 視覚障害者に配慮した点字を使った解説なども参考になったようで、「素晴らしい博物館で興味深いところが多い」と話していた。

えきねっと びゅう国内ツアー

勝山・大野 ニュース