護摩堂山近くの温泉街に展示されたアジサイを描いたアート作品=24日、田上町

護摩堂山近くの温泉街に展示されたアジサイを描いたアート作品=24日、田上町

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地域に彩り笑顔も咲く 田上・旧温泉街 アジサイとアート競演 「まつり」に新たな魅力

新潟日報(2015年6月25日)


 アジサイの名所として知られる田上町の護摩堂山で、約3万株が見頃を迎えている。今年は恒例の「あじさいまつり」の一環で、湯田上温泉の旧温泉街の空き家に地元作家の工芸品や陶芸などを展示するイベント「湯のまち巡り軒先アートギャラリー」が初めて開かれ、名所に新たな魅力を添えている。

 あじさいまつりを主催する田上町観光協会によると、湯田上温泉は1738年に開湯し、昭和40年代までは護摩堂山の登り口に宿が軒を連ねた。しかし、大型バスが入れないことなどから次第に旅館が移転した。

 まつりでは例年、登山口近くで流しそうめんなどのイベントを行ってきたが、今年は旧温泉街の街歩きも楽しんでもらおうとアートギャラリーを企画した。空き家や寺など約30カ所を舞台に、砕いた陶器のかけらを並べてアジサイを描いた作品や、県内の大学生が田上産の竹を使って制作したオブジェなどが飾られている。

 展示は7月20日までで、同4、5日には旧温泉街の寺「華蔵院」で茶会も開く。旧温泉街近くの旅館「初音」の乾津子人さん(48)は「アジサイを見た後、アート巡りをしながら旧温泉街の魅力も味わってほしい」と話していた。

 一方、護摩堂山の登山道や山頂では、青や紫、濃いピンクのアジサイが咲き競い、観光客らで連日にぎわう。毎年訪れるという新潟市西区の立島恵子さん(69)は「斜面に広がるアジサイはとてもきれい」と笑顔で話した。

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