ランチで大野城満喫を―。福井県大野市下山のホテルフレアール和泉は「天空の城」越前大野城にあやかり、城の形をした器に煮物などを盛りつけしたランチメニューを16日、お披露目した。21日から販売する。
新メニューは「天空の城 越前大野城御膳」。器はプラスチック製で岐阜県から仕入れた。高さ27センチ。3層に分かれ、大野城を築城した金森家の家紋をイメージして五つの巻きずしを並べたほか、ゼンマイ、サトイモ、大根など奥越で収穫された食材の煮物と、旬の魚を使った刺し身が付いている。価格は2千円(税込み)。
雲海に浮かぶ大野城の景色が全国的に注目を集めていることから、ドライアイスを使って同じような姿を再現する演出も用意した。
同ホテルの指定管理者であるメンテナンスナカムラの中村利章社長は「大野の活性化や誘客増につながれば。外国人観光客にも日本の味を楽しんでもらいたい」と話していた。
同社が管理するパークホテル九頭竜(同市角野)、六呂師高原の時計台(同市南六呂師)でも取り扱う。出前も行う。問い合わせはホテルフレアール和泉=電話0779(78)2536。